「ボーイソプラノ」という映画を観てきました。

まさか映画で観ることができるとは

思いもよらずビックリしました。

先日は東京からわざわざボーイソプラノ(少年合唱団)が常滑市で

立ち上がるとの情報を見て、取材にこられた

熱心なボーイソプラノファンがお越しになられました。

なんでもボーイソプラノは日本全国で8団体程しか

存在しないことがわかりました。

愛知県はボーイソプラノが存在せず、常滑市で

立ち上がると、愛知県代表になるようです。

映画においてボーイソプラノの声は

「神が与えて下さった声」と言っておりました。

確かにそうとも言えます。

歯の生え変わりと同じようなものですが

早い子は小学6年生から変声がはじまり

大人の声へと変わっていきます。

小学3年生からの募集にしたのは

幼少からの声が安定してくる

時期にあるからです。

また、楽譜を理解できるようになる

年齢でもあります。

小学3年生~小学6年生までの

この4年間の男の子の声は

ベルカント唱法(オペラ歌手と同じ発声法)を

用いることで、とても透き通った

艶やかで神秘的な声に変身します。

その声で3声部のハーモニーを

奏でると、誰もが“美しい”と

心が安らぐひと時を与えてくれます。

全国でも8例しかない希少な少年合唱団

常滑市で奇跡が起きようとしている

そんな期待感に胸を膨らませております。

文/加賀