皆さまこんにちは。今朝の出勤途中の空をふと見上げると積乱雲。夏特有の高い空。梅雨も明けていよいよ夏本番ということですが、それに伴いやってまいりますのが台風。きょう午前9時、潮岬の南南東約430kmで台風「ナーリー」が発生。番号でいうと6号。27~28日に本州に接近、上陸する恐れがあり。皆様台風情報にご注意ください。

予想進路はこんな感じ。ただあくまで現時点(26日11時)での予想なのでその都度最新情報のご確認を。今時の気象状況は予想できないことが多々ありますので。

いろいろニュースを観ていて気になったのが台風の名前。番号はというと毎年1月1日以降に発生した順に1号~となりますが、名前の決定方法などが疑問で調べてみましたところ…「「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。」とのことでした。ちなみに平成12年の第1号がこの方式になって最初の台風で名前が「ダムレイ」。なんだかアムロ・レイのお父さんみたいな名前ですがカンボジアで「象」意味します。台風の年間発生数の平年値は25.6個だそうなのでおおむね5年で一巡して「ダムレイ」にもどるという話。ちなみに今回の「ナーリー」は、韓国が用意した名前で意味は「百合」。140個中39番目。もちろん日本が決めた名前もあります。リストに載っている日本が提案した名前は以下の10個。

コイヌ
ヤギ
ウサギ
カジキ
カンムリ
クジラ
コグマ
コンパス
トカゲ
ヤマネコ

全て無関係に思いますが、これ全て星座の名前。なぜ星座の名前からとったのか。台風が発生して一番危険なのは海上で働く船乗り。船乗りになじみがあるように(注意を促す意味でも)という思いを込めたからのようです。またマイナーな星座が選ばれたのは商標や企業名として使用されていないものを選んだからだそうです。よく考えてありますね。ちなみに今年は順当にいけば「カジキ」と「カンムリ」までまわってきそうです。その時はせめて日本を避けて通っていただくか、熱帯もしくは温帯低気圧に変わっていただく忖度を期待。

 

 

 

 

大滝