みなさまこんにちは。本日6月23日。さかのぼること29年前の今日は日本の自動車メーカーにとっては歴史的な一日となりました。みなさまはモータースポーツにおける世界三大レースをご存知でしょうか。「F1モナコGP・インディ500・ル・マン24時間レース」がその三大レースといわれております。これらのレースはそれぞれが大きく異なる特徴を持っており、いずれかで優勝することで得られるステータスは計り知れません。ちなみにこの3レース全てを制覇したドライバーは長い歴史の中でも1人しかいません。3レースがそれぞれ異なる性質を持っており、ドライバーに要求される技術も変わってくるためだと言われています。
さて、この三大レースのひとつ「ル・マン24時間レース」において日本車がはじめて総合優勝を果たしたのが1991年の今日というわけです。マシンはレナウンチャージカラーの55号車「マツダ787B」。ロータリーエンジン初の優勝でもあります。これがまたいい音するんですよねロータリーエンジンって。2011年にはル・マンにてデモランを行っており、その映像もyoutubeにあると思いますので興味あるかたはぜひ。その後、日本メーカーによる優勝は2018年のトヨタまでありませんでした。
モータースポーツ業界も例にもれず、コロナの影響を受けているわけでして、本来なら6/13-14にル・マン24時間が開催される予定でしたが、9/19-20に延期となっています。その代わりに6/13-14にはバーチャル・ル・マン24時間レースが開催されました。ドライビングシミュレーター内での争いが24時間行われたというなかなか面白い状況です。いわゆるeスポーツというものですね。実際のチームやドライバーも参加していたということで盛り上がったのではないでしょうか。
コロナの影響はどこにでもあり、コロナ前の生活には戻れないかもしれませんが、この状況が収束するまでみなさまもどうか穏やかにお過ごしください。
大滝