みなさまこんにちは。ずっと「取りつく暇もない」と思っていたら、正しくは「取りつく島もない」だったことが分かりショックなボクです。世の中が4連休だということに昨日気が付き、だったら今日はなんの祝日なのよー?と調べていたら、「1938年にドイツ・オーストリアの登山隊がアイガー北壁の初登頂に成功した日」というぜんぜん関係ない情報にたどり着いてしまいました。みなさまご存知、アイガー北壁といえば、グランドジョラス、マッターホルンと並ぶ世界三大北壁の一つですが、ボクがアイガー北壁を初めて知ったのは「神々の山頂」神々の山嶺」という漫画。コレ「かみがみのいただき」と読みます。「さんちょう」ではないですよ。この漫画本当に面白いのでオススメ。少し前に実写映画化されていましたがそっちは観なくていいです。話しを戻してアイガー北壁ですが、1800メートルの岩壁です。ふつう登らないです。そびえ立つ「壁」です。

アイガー北壁

それに加えて登攀にとって「天気と落石」が最も問題になりうるというのだからちょっと想像ができない世界ですね。そんなこんなで登山家に興味が湧きいろいろ調べていた頃に「山野井夫妻」という夫婦に行きつきます。この方々夫婦で登山家なのですが、旦那さまが世界有数の天才クライマー山野井泰史さんで、その泰史さんが「天才だよ」と賞賛するのが奥さまの妙子さん。この夫婦はいわゆるアルパインスタイルという登攀方法をとるのですが、ある山に挑戦する姿に追ったノンフィクション作品の「凍」という本がありますのでそちらも是非オススメ。登山の壮絶さもさることながら、このご夫婦の素晴らしい関係性も知ることができます。っということで最後はアイガー北壁は全く関係ない話になりましたが、雨の多いこの時期、またコロナもなんだか感染者数が増えてきていることでもありますし、家でゆっくり美味しいコーヒーでも飲みながら読書などしてみてはいかがでしょうか。