こんにちは!
今日もじりじりと暑いですが、それでもお盆のころから、少しずつ朝晩の空気が違ってきたように感じます。
季節は確実に移り変わっていくのですね。
 
先日、公民館北側のキュービクルフェンス前を「風の草刈り」しました。
ここは、西側駐車場脇のほんの小さな一角ですが、春はクロバーやヨモギ、夏はオヒシバなどのイネ科の草の育ちがよく、普段はノコギリ鎌でごく軽く、草の頭だけを刈るというやさしい管理をしているエリアです。
(この時は、ノコギリ鎌と樹脂コードの草刈り機を合わせて使いました)
 
「風の草刈り」とは?
草をすべて短く刈ってしまうのではなく、風が通るくらいの高さと通り道を残して、あえて高めに刈る方法です。
風が通ることで、蒸れを防いだり、虫が隠れやすい環境を守ったりと、自然との共存を意識した草刈りのスタイルです。
地面をむき出しにしないことで根っこのネットワークも期待できます。灼熱の西側駐車場の一角で、ここはなんとなく緑で、なんとなくやさしい景色に見えないでしょうか?
(なんとなく…です)
(ちょっと刈り込みすぎました?もう少し長く残した方が良かったかもしれませんね)
 
イネ科の草が低くなったことで、埋もれていたクローバーにも陽があたるようになりました。まるで「ここにいますよ~」と語りかけてくるようです。
ヤギのあおい君の大好物でもあるこのクローバーが、また元気に育っていくことと思います!
 
たねから育てている「バタフライピー」や「フウセンカズラ」の存在感もアップしましたね。
キュービクル内の草やクワの葉、ヨモギ、ノイバラは、ヤギの好物なのでしっかりあおい君に届けました。かなり喜んでいました(*^-^*)
 
イネ科の葉は、「食べられる公民館」の「大葉」の草マルチとして活用。土の保湿や団粒化に役立ちます。
(この草も現在はしっかりワラ色になっています)
 
人が通るところや通りに面したところなどは刈込みが必要ですが、ほんの小さなエリアでちょこっと自然のペースに寄り添いながら、人と自然と動物や虫たちが繋がる景色が作れたらと思います。
 
青海公民館