皆さまこんにちは。
本日は、休館日となっております。ご迷惑をお掛けいたします。明日からは通常通り開館しておりますのでよろしくお願いします。
さて、さきほど自分のスマホの写真を見返していたらここ数か月でのあおいくんの変わりようが面白くて、これはぜひ皆さんにも紹介しようと思ったわけです。
前置きはいいので、さっそくですが私が撮りためたあおいくんをご覧ください。
まずは今年の3月から。現在の姿からは想像もできない野性味あふれるあおいくんをご覧ください。
冬毛なのか毛並みがワイルドすぎます。1歳半とは思えない貫禄。
このころは身体に触れるのも嫌がり、人を寄せ付けないオーラが出ていました。まだまだ野生が強い、つまり警戒心が強く、座っていても人が近づくとスクッと立ち上がっていました。「人間なんかに飼いならされてたまるかっ!」とでも言いたげな態度でした。孤独に生きていくことを決意していたのではないでしょうか。
そして4月のあおいくん。2歳の誕生日を迎え、少しずつですがあおいくんにも変化が表れ始めます。
春の訪れとともに草が生え始め、世界が茶色から緑色へと変化する頃。チモシーばかりだった食事が天然の草が食べられるシーズンに入り、心なしかあおいくんも穏やかになり始めたか。やはりヤギにとって食事は大切です。
そして5月。気候も暖かくなり始め過ごしやすい時期となります。その変化は表情にも表れ始めます。
このころには一度身体を洗ったので白さも際立っています。そして人を寄せ付けない感じもなくなり、身体を触っても嫌がらなくなりました。2歳になって性格も落ち着いてきたようです。あの臭くて荒ぶっていたあおいくんが豹変したのもこのころからです。いい方向に向かっています。
そして6月。
6月には新たに”ブラッシング”が導入されます。はじめは嫌がってはいたものの、次第にその気持ちよさに目覚めます。今では自分から「ブラッシング待ち」するようになっています。こうして公民館スタッフの努力により、あおいくんの”野生の牙”は次第に抜かれていくのであります。
以前は小屋の中以外で寝ることは絶対になかったあおいくんが爆睡。
6月には座っているときに近づいてもまったく動じることなく座っています。触られても「だから?」とでも言いたげな表情でまったく動じません。草ももりもり食べて身体も少し大きくなってきたようです。良い傾向です。
そして7月。
もう写真を見ていただけばわかります。3月の頃との違いは一目瞭然。
公民館スタッフや地域の皆様の愛情を一心に受けたあおいくんは完全に野生の牙を抜かれ、口を開けて爆睡するまでになりました。あの「人間なんかに飼いならされてたまるかっ!」っといっていたあおいくんはどこへ。これがヤギにとって良いことなら言うことはありません。末永く幸せに生きてほしいものです。
これからもあおいくんをよろしくお願いします。
大滝